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2007年12月

Zが一等好きです(サク)

今日TVで、ヲタなネタクイズみたいのやってました。
その中でガンダムについてのネタもあったので、今日はそんなガンダムやら、アニメの話です。

なんと言われようと、ウメキチはガンダムシリーズでは『Z』が一等好きです。
なんかアニメを見ていて、スゴーく頭を使ったのと、キャラの心理描写の深さや、ストーリー作りの深さが印象的だったんですよね。初めてみたのは相当子供の頃だったんですけど、大人になるまで忘れられない作品でした。

主人公のカミーユが最終回で精神崩壊。
あのシーンがね、すごく衝撃的だったんです。深いな、と だって主人公ですよ?
あと、ファーストもそうかもしれないですけど、シャアにしてもハマーンにしても、フォウにしても…主人公以外のキャラ達もそれぞれに過去を抱えていて、哀しくて愛しくなってしまうんです。

考えてみたら昔昔は大人が耐えうる(私の勝手な思い込みですが)アニメが多かった気がします。
リアルに観てはいないけどベルバラとか。(コレはもう芸術作品の粋な気がします)普通にゴールデンでやってたんですよね?ハイカラさんも好きだったなー。原作も良いし
そういうTVアニメ観たいです。
一生記憶に残るような、CGとか無くても、ストーリーで涙がこぼれてしまうような。

『Z』はそう言う意味で、私のヲタ人生に影響を与えてくれました。
ちなみに好きなMSは百式で、食玩かなんかで買った百式鉛筆削りを愛用してます(アイブロウを削ってる笑)

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BL伝説崩壊か?

放課後、クラスの女子佐伯、新城、日野が(ユキは腐女子3人衆とよんでいたっけ)オレの席を取り囲む。
鬼のような形相でオレに一枚の写真を突きつけた。

「あのーなんスかコレ?」
「いいから見なさいよっ この裏切り者が!」
「は?うら…」

机にたたき置かれた写真を見る。
そこには、街(コレは駅前か?)を楽しげに歩くユキと、若菜アザミ?(あさみ?あさこ?なんだっけ)が写っていた。

なんで、アンタとBLの柏原君がこんな事になっちゃうわけ?!
「つき合ってるって噂なんだからね この意気地なし!」
「信じてたのに! この甲斐性なし!」

ちょっと待て、待て待て待て………!!

だってあいつは、ユキは鷹木晴彦が好きなんだぜ? オレはそれを邪魔すまいとして…
「…うそ、だ…嘘だ!」
オレはおもわず立ち上がる。
見渡してもユキはもう教室には居なかった。

「はっ!!若菜さん、柏原君にもらったストラップ大事につけちゃってさ、みんなに自慢してるんだってー!本命じゃん どうすんの?!え?どーすんの?!!」
ユキ?に、もらった?(オレだってチューとか色々もらいたかったのに)本命って?
頭がクラクラする…両手を机について、今にも落ちそうな身体をなんとか支える。

オレだってわかんねーよ。

わけがわかんねー!

最近、ユキは機嫌悪そうで殆どしゃべって無いけど…なんで(よりにもよって)女と?!


 

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僕はそう言い聞かせて

夕食の時は、おしゃべり好きなおばさんのお陰で、僕も先輩も変わりなく会話ができた。

「仏間にお布団すいといたから、お風呂入ってゆっくり休んでね」
「ありがとうございます」
「母さん…… なんで仏間に2人分布団を…」
えっ?!!
「なんでってユキ君だけじゃ寂しいじゃない あんたも一緒に寝てあげなさいよ」

なんて事だろう…僕の心臓がまた早鐘を打ち始める。

そんな自分がほとほと嫌だ。

中学の頃、同じように先輩の隣で寝た事もある。
でもあの時は、こんな思いはしなかったのに……

先輩はそれ以上何も言わなかった。
本当になんて日だろう。

ただ横で寝るだけ。
大体、さっきの悲劇より恥ずかしい事じゃない。(あれはとにかく酷かった…)
僕はそう言い聞かせて、自分を落ち着かせる。

 

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その熱の感覚で

僕の上で、僕も先輩もまるで凍り付いてしまったように固まってしまった。
あまりの恥ずかしさで声も出ない…

太ももに触れている先輩の手が熱を持っているように感じて、もうこぼしたお茶どころではなかった。
先輩は僕のソレから赤面した顔を、ぎこちなく反らした。
「わ、悪い… 大丈夫か?」
そのままの姿勢で先輩が僕に問いかける。僕もなんとか声を振り絞る。
「だ、だい じょう ぶ … あの、先輩 手が…」
さっきの熱い先輩の手が、僕の太ももを少し痛いと思うほど押さえつけていた。
痛みというより、その感覚が僕の鼓動を早めて、どうかなってしまいそうで…

それを聞き終わるや否や、慌てたように僕から身体を離し、先輩は素早く立ち上がる。
「タっタオル持って来るから! その辺開けて勝手になんかはいてろ」


幸い足は少し赤くなっただけで、たいした事なさそうだ…
代わりに火傷をしたのは僕の胸…

僕は両手で顔を覆う。

いったい何を考えた?

どうかしてる……

なんで同性の先輩を、

こんなに好きになってしまったんだろう…
 
 

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変わらないと思ってさ

「ちょっと先輩…そんなに…じっと見ないでよ」
先輩が机に肘をついて、僕を見てる。ちょっとは我慢したけどそろそろ勘弁して欲しい…
「いや、変わらないと思ってさ」
「そんな事ないよ 背だって伸びたし。 ぼ…オレは」

子供だと言われた気がして、ちょっと僕はムッとする。

「«僕»でいいだろ? 今更オレの前で… キレイな顔してるって思ったんだよ… 初めて会った時と変わらず」
「っえ?!って わああああっ!!」

先輩が急にそんな事を言うもんだから、僕は持ってた湯のみを手から滑らせてしまった。
熱いお茶が僕の膝にかかる。
「あっ! おい何やってんだっ いいから早くズボンを脱げよ!」
先輩が勢い良く立ち上がったので、椅子ががしゃんと倒れる。
「脱っ?! い、いやだよ! あ、熱っ」
「バカ!!火傷するだろっ 男同士で恥ずかしがってる場合か」
先輩が僕に馬乗りになり、ベルトに手をかけた。
「ちょっと せ、先輩!」
僕の弱々しい抵抗も甲斐無く、思い切り制服のズボンを引き下ろされる。

……悲劇はここからだった……

その『思い切り』のせいで、ズボンどころか僕の下着まで脱げてしまい、間抜けにも先輩に下半身をさらけ出すはめになってしまったんだ……。

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或くんが巻中カラーっ!!(サク)

隠れ腐女子(←もうあんまり若くない)、帰宅時に少年エースゲット(笑)
きゃああああ♡或くんたら、巻中カラー!しかも4巻に続く、使徒バリ(?)お姿でめっさ萌え!
えすの先生アリガトウ…1日遅れのメリクリプレゼントです〜っ!

えと、今月の『未来日記』の話です。

もう或くん、今回大活躍なんですねっ
とらわれの姫(ユッキー)救出大作戦です。

……ユッキーやべー、目がとんでるよ〜大丈夫でしょうか(心配)
つかユノッち、コンクリやらカメラやら自分であんな仕掛けを??そして幸せそうだよ…なぜ下着か。

何をしても素敵な或くんですが、きっと生き埋めもクールに回避してくれるのではないでしょうか?
(…生き埋めかけても素敵に違いない…)

今月は発売日に買ってしまったので、来月号まで長いな…。またイラストでも描いて自己満足にでもひたるとするかな。
来月も或スペシャルだと良いんですけど(本当に…はう)。

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先輩の家に泊まる

先輩のお母さんは、和服をぱりっと着こなした老舗の女将さんらしい美人だ。
少しふっくらとしているけど、高い鼻梁や切れ長の目は先輩によく似ているかもしれない。
「あら〜ユキ君!背が伸びたわね〜 どう?学校は楽しい?」
「あ、はい、まあ。すいません おばさん、今日はお世話になります」
「やだ〜他人行儀ね〜 いつでも大歓迎なのよ? ちょっと待ってね。店終わったら美味しいご飯つくるから それ迄例のお菓子食べててくれる?」
「はい」

屈託のないおばさんの笑顔…おばさんには恩が有る。
先輩と一緒で、中学時代の僕を助けてくれた。


少し懐かしい先輩の部屋。
むつかしそうな勉強の本がずらりと並んだ本棚と、整った机、ベッド…相変わらず余計なものが何も無い。
頭がいい人はこういう所から違うのかと、少し感心してしまう。
隅に座って待っていると、お茶とお菓子をお盆にのせた先輩が入ってきた。

「正座なんかしなくていいのに なんだお前 何緊張してんだよ」
先輩は笑ってお盆を僕の前に置き、机の椅子に座る。
「まあ 食え 自信作だってさ。オレには同じに見えるけどな」
「白小豆?」
「へえ、よくわかるな 中見えないのに」
「うん!香りがちがうもの …いただきます」

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饅頭のいざない

先輩の家は、海を見下ろす大きなお寺のそばにある、老舗の和菓子屋。
『和菓子屋じゃなく 饅頭屋だよ』
僕が羨ましがると、先輩はたいていそう言って笑う。
中学時代、僕は先輩の家に泊まった事だってあるんだ。

「新作の饅頭をつくったから、母さんがさ甘党のお前にぜひ食ってもらいたいって五月蝿いんだ」

電車は学生や、サラリーマンで結構な混みようだ。ドアを背にした僕がつぶされないように先輩が壁になってくれている(これは僕の勝手な思い込みだ…多分)。
「あんこ大好き!! あ…でももう遅いし迷惑でしょ?」
「全然 なんなら泊まってけばいいだろ? 明日はどうせ休みだし」
「泊っ?!」

あまりの展開に頭がグルグルしてきた。 
別に先輩の家に泊まったからって、何が変わる訳でもなく、特別何をする訳でもないじゃないか。

どうかしてる。
なんでこんなにドキドキするんだろう。
初めて行く所でもないのにな…

「どうする?」
「うん…お邪魔…します」
「そっか 良かった」
そう言った先輩の笑顔が、とても眩しかった。

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『だけど、柏原は』

ついてないというのか、よほど僕の間が悪いのか…
カイトの時もそうだったけどなんでこうなるのかな?

そういえば、終業式の間近だからかどうなのか、部活の帰宅時間が繰り上げになってた気がする。

うなだれ気味の僕を見て、«先輩»は右手を上げる。

あれから…カイトが先輩を殴ってから、僕はカイトを連れて先輩に謝るつもりでいたんだ。
なのにカイトとはなんだかぎこちない感じになってしまい、僕は僕で、一人で先輩になんて釈明したら良いかわからず、結局何も出来ずに年も暮れ……

「彼女か?」
「えっ?! ち、ちがうよ…ただのクラスメート」
ああ…さっきの若菜、見られてたんだな……
「そっか なんだ」

先輩はおだやかな様子で僕を見て静かに微笑んでいる。
それでも…いわなきゃと思う…
殴ったのはカイトだけど、その原因を作ったのは僕だ。

「…ごめんなさい あれは…オレのせいなんです」

ホームに歩きだそうとしていた先輩が足を止め、僕を見て…目を伏せた。
「あいつは最低な奴だな 普通いきなり殴り掛かってくるか?」
「……ごめんなさい……先輩 だけど」
「だけど柏原は、夏目を理解してるんだろ? お前がそう思ってるならそれでいいさ」
そういって先輩は僕の頭をポンポンとたたいた。

優しい先輩の声や手のひら。
安堵感とうれしさと…それと恋しさで胸がいっぱいになるのが分かる。
ああこんな事ならもっと早く先輩に会いにいけば良かったんだ。

「ああそうだ 柏原、お前今日オレんち寄ってけよ」
「え?」
先輩の声でハッとする。

冬だというのに顔が熱い。

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イラスト『サクと珠子』

ウメキチがアップしているBL小説のキャラクターです。
何だか急いで塗っていたので、少し雑やないですか??(反省)
サクはストーリー上、ちょっとした訳あってメガネをしていません。

Photo_4

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テレサさんを描いてみました。

クレイモアより、テレサさんです。
テレサとクレアが出会い、テレサが初めて、その銀眼から涙を流すシーン…
私、何度読んでも号泣してます。


Photo

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若菜あさ美4

僕から渡されたストラップを、若菜は最初かたくなに受け取らなかった。

「あの…さ…へんな意味じゃないよ。この前のノートのお礼。気持ち悪かったら捨ててくれてもいいし」
「えっ?! ごめんなさい!そういう意味じゃないの 第一…私が柏原君を気持ち悪い訳…」
若菜は、なんだかすごく慌てたみたいに大きく手を振ると、下を向いてしまった。
「じゃあコレ」
「うん… ありがと」
「もう帰る? 暗くなってきたし」
「うん… ありがとね…柏原君 私、大切にする」
「大げさだな 高いものじゃないよ」

僕は駅から電車、若菜はこの近辺に住んでるらしく僕らは駅前の信号で別れた。
それから僕がひとり駅へ歩いていく途中、大分離れた後ろから若菜が叫んだ。

「クリスマスに クッキー焼いて 柏原君にプレゼントするね! お砂糖をいっぱい入れて!」

周りにいた人が一斉に僕らを見る。
若菜はそれにもかまわず、僕に手を振っている。
僕はあまりの事に赤面して(多分そうなっている)、彼女に首でちょっと挨拶をしてその場をすぐ後にした。

わからない
わからない
女子は本当によくわからない……

そしてホームに入るやいなや、今僕のなかで…カイト同様、気まずい人に遭遇してしまった。

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ぜひ続編を(サク)

お江戸吉原事件帖が最終回でした。

私、時代劇も大好きなのですが、最近のそれの中ではスゴいヒットです!
なので終わっちゃうなんて切ない〜!!

話の分かりやすさと、舞台が吉原なのに、『中の女』達が前向きで格好良いのです。全く女々しくない!!でも可愛らしさもあり…
そして必殺のノリなのに、ラストの『決め』ではちょっと爽やかさすら感じてしまうのです。
ていうか私、彼女らの«手練手管»の呪中にはまってしまったのでは(笑)

あと『左平次』(←字怪しいです。間違ってたらすいませんっ)様(←もう『様』しかありえない)。
格好いいいっ!!!(クラクラ)あの冷たい視線が、素敵過ぎ♡しかも最終回では思う存分活躍してくれたし、素敵なうえにお強くていらっしゃる♡

ね、とにかくコレきりなんて、寂しすぎなのですよ。
続編やってくれたら良いのに〜…。本当に。

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入稿完了ーっ!!(サク)

帰ってきました!修羅場から(笑)。

冬コミ新刊入稿完了です)^0^( 
な〜んてそんなたいそうな代物じゃないですけど。手作りなんで完成した時の歓びは何冊描いてもひとしおなのです☆

もう最近は一日でも惜しいので、ずっと印刷所さんに直接入稿させてもらってます。……仕事休んでね、フフフ(腐)。
平日だというのに印刷所さんにはお仲間がたくさんいらっしゃいまして、何だか勝手にうれしく思っちゃいました。

修羅場で時間に追われていたときは、『今、他の同人様方も頑張っているはず』と己を奮い立たせてみたり、同じく徹夜してる仲間がいると想像するとちょっとニヤリとしてしまったり(追われすぎて異様な余裕が生まれていたようです笑)。

後は冬コミ当日を待つのみです。出来ればペーパーも作りたいなあ…ひさびさに。
もちろんブログも以前のペースに戻しますよ〜もちろんイラストもアップします(適度に。笑)☆

ブログと言えば、まだ計画中ですけど、カテゴリBL小説の補完本をイベントで発行したいな、などと思ってます。来年の抱負?みたいな。まだ早いかな??

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若菜あさ美3

ピンク色の大きなクマのぬいぐるみ。

その雑貨屋は併設のカフェの隣にあって、外の歩道から見えるそのクマが目印。
パステルカラーのオーナメントやプレート、カップ、ちょっと服とかもあってどれもこれもドキドキしてしまうような可愛い雑貨ばかり。

若菜は、店内に入るや可愛い可愛いとはしゃいでる。
僕も口には出さなかったけど、隣に若菜がいなければあのクマのぬいぐるみに抱きつきたいところだ。
「柏原君、これ見て!すっごい可愛いっ」
若菜が、ビーズで出来たイチゴのケーキの形をしたストラップを僕に見せた。
「うん、そうだね」
満足したようにフフフと笑うと、若菜は小走りで他の棚の方へ向かう。

女の子なんだな…
(サクはあんまり雑貨屋には興味無いみたいだったけど)
そういえば僕は若菜に、ノートのお礼をしていなかった事に気づいて、若菜が見ていないのを見計らって、さっきのストラップをレジに持っていく。

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若菜あさ美2

「柏原君は見に行かないの?夏目君」

放課後、帰ろうとしたところに若菜あさ美が話しかけてきた。

「見に行くって?…何を」
「何をって、バ.ス.ケ.部だよ 夏目君、入部したでしょう?」
バスケ部?入部?
僕はなんだか、少しの間状況を理解出来ず、言葉もでない。
「あれ…ひょっとして柏原君 知らなかった?」
知らない。
だって、あいつはそんな事一言も…
最近ろくに会話すらしないんだから!

「…… 関係ないよ、カイトはカイトで勝手にやってんだろ」
「ふ〜ん… ね?じゃ帰りちょっとつき合ってくれないかな? 駅前にね? 新しいカフェが出来たの。一緒にある雑貨屋さんがすっごい可愛いんだ〜♡」 
若菜は、まるでキラキラのビー玉をたくさん転がしたみたいに笑う。

何となく断る理由も見つからなくて、承諾した。
(それに僕も、その雑貨屋には興味があったし)

それにしても若菜はなんで、僕なんかを誘ったんだろう?

頭の中でちらつくカイトの姿を振り払うように、僕は必死に別の事を考える事にしていた。

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若菜あさ美1

12月に入ってからは、文字通り一日一日があっという間にすぎていく。

最近僕の街もめっきり寒くなって、サクとおそろいのコート(勝手に買われてしまったんだから仕方ない…)を毎日羽織って通学している。

あの日の翌日、カイトは約束通り学校に来た。
朝、いつもと同じように挨拶をした。
同じ…
それは何だか、とてもぎこちないように感じた。
でも『同じ』だったのは朝だけで、その後の一日、僕らが2人になる事はずっと無かった。
下校時だって、一人で教室を出て行ってしまう。
次の日の、そのまた次の日も、
しつこいくらいにまとわりついていたカイトが、僕のそばから居なくなった。

その代わりっていったらおかしいけど、クラスの優等生«若菜あさ美»と僕が(なぜか)一緒に居る事が多くなってきた気がする……(彼女は僕が病欠した時に、ノートをとってくれた親切な女子だ)
若菜と僕が話していても、カイトは全く気にする気配もない。
僕が誰かと話そうものなら、無理矢理話に混ざろうとやってきたのに…

カイトが言ってた『友達』になるってこういう事?

別に…いいけど

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よかった。

少し困惑したような顔で、カイトが片手で‥僕の手首をそっと握る。
ちょうど親指あたりが«それ»に当たった。

«それ»は幾筋にも残る、僕の過去の消えない傷。

「えっ なんだ…よ ユキ これ」
「僕だって可哀想じゃないよ」
「…お前、これ…自分で切ったのか?」
カイトが僕の手首を上向きにして凝視する。
「そうだよ……」
僕はそういって、腕を引っ込めた。

「カイトだって僕の秘密知っちゃただろ これでおあいこ」
「ユキ」
「…生きていてよかった…死んだら、カイトに会えないところだった」
「……」

「ねえカイト、だから僕らはちょとも可哀想なんかじゃないんだよ」

ねえ、だって『過去』がなければ、『未来』はきっと変わってしまうんだ。
僕らは出会えて幸福だ。
なんだか最近、おかしな事になってはいるけど…
それでも僕は、カイトに出会えて良かったと思う。
本当に、良かったと思う……

カイトが顔を両手で覆う。
今日は僕が泣いたり、カイトが泣いたりで大変な一日だった。

「一緒に帰ろ…カイト」

顔を上げないままカイトがだまってうなずく。
僕は母親がそうするみたいに、人目も気にする事無く…泣いてるカイトの手をひいて駅に入ったんだ…

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青い街の中で君を思う

言いたい事を思い切り叫んだせいか、妙な充足感。
『以外にやるじゃんユキ』とか、そんな類いの事をカイトに言われるのではないかと…僕は予想してたみたいだ。…て、それは全く当たらない予想だったのだけど…(結局、良い事を期待すればこうなるんだ)

「庇われるほど、可哀想な話じゃねーよ」
カイトはそう言って、歩き出した。
少しだけ見えた横顔は、やっぱり僕の知らない険しい表情のカイトだった。
高揚した気持ちが、心に穴をあけられたように一気に冷めてしまった。それきりしゃべらないカイトの後を仕方なくついていく…

人の波が激しくなってきた。
まるで青いフィルターをかけたようなその中で、僕はまた、泣きたいような気持ちになっていた。

僕は間違っていたのかな?
ふと珠子の言葉を思い出した。


『サクちゃんに同情されちゃったのかな』


僕だってカイトに同情なんかしていない。
だって、たとえカイトの過去に何があったってカイトはカイトだもの…

目の前に、都会の大きな駅が見えてきた。
「ユキはもう帰れよ… オレはまだ用事あるし」
コートに両手をいれたまま、無表情のカイトが言う。
「帰ろう…カイトも」
「無理すんな お前はさ、気をつかいすぎ」

僕は…

「……カイトなんて全然気の毒なんかじゃないよ」
「え?」
僕に背を向けて、さっさと歩こうとしていたカイトが振り返った。
「ちょっと僕の腕、つかんでみて」
左腕の腕時計を外して、そのままカイトに突き出す。
困惑して何もしないカイトの顔の前に、おもいきり振り上げる。

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夜中に書き込み(サク)

そう言えばもうすぐ冬コミです。
もうすぐって月末なんですけど…サークル参加者にとっては一足早く閉め切りがやってくるので。

実は…なんにもやってないす原稿……。ははは
私、少年エースとかSQ読んで浸ってる場合じゃなかったんです(或くん萌えとかも)…『青年誌』なので、ジャンル…。(あげく今私のへやのBGM『エヴァ』だよ…カヲル×シンジでも描き始めるつもりかっ?!)
まいどまいどギリギリだけど今回はさらに(苦)。(BGMは『ぼくらの』OP曲に変えました)

どうせまたボロボロで直接入稿です。すべて休んで……ハハハ
で、当日は大人買い。もう私はコレを目標頑張ります。友人に売り子依頼済みですし!(←いったい何がメインなのか私)
未来日記とか〜皇国とか〜デッドマンとか〜あと日和♪

……って、やや逃避かかりのウメキチですが、ブログはちゃんと書き込みますのであきれずに見てやってください。あ、さすがにイラストは停滞するかもですが。

もう今日は寝ます。おやすみ〜

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カイトの秘密3

にやにやと嫌な笑みを浮かべて«武»はさらに続ける。
「なあ、みんな寂しがってんだぜ〜? そろそろ田舎暮らしも飽きたんじゃね?新しいお友達に気ぃ使ってんなら、俺が楽にそいつらとバイバイさせてやってもいいしよ」

ああ、コレは挑発だ。そしてそれにカイトは必死に耐えている。

武が僕に視線を移した。
「僕ちゃんよ、そゆわけで〜カイト君なんかとつき合ってッと、痛い痛あ〜い怪我させられちゃうぜ?その可愛いお顔を台無しにしたくねーだろ?」
「つーか、まじアイドル系?」
「なあ、エリリン。エリリンだってこの僕の前歯が折れたとこなんて見たくねーもんなあ?」
「武、てめ…」

この時カイトの腕に力がこもり僕を振り払う。
その腕が宙に浮く寸前に僕は叫んだ。


「し、知ってるよっ! そんなこと僕はみんな知ってる!!」

カイトも武も、エリリンも、その辺の通行人も一斉に僕を見た。

「脅したって意味ないよ!学校の友達だって、カイトの中学の頃の話は知ってるんだから!もうカイトは君なんかとはつき合わないよ!」
とにかくイライラして、僕は立ちはだかるカイトを突き飛ばして、武の正面に立った。
「ああ? なんだこのくそガキ…」
武が僕に、メンチ(?)をきってくる。
「武っお前なんか嫌いだっ! 二度とカイトの前に現れるなっ!!」
「お、おい…ユキ」
武が凄まじい形相に…なにやら赤鬼のようになってきた。一瞬怖いと思ってしまったけど、ひるむ訳にはいかない。
僕だって一応男なんだ。コレは僕のプライドにかかわる事でもあるんだ。
僕は一世一代のメンチを武にお見舞いした。

「………ちっ」
口惜しそうに舌打ちして、武は僕らから身体を翻した。
「え〜?まじ敗北?」
「ちげーよっ 行くぞ」
人目を気にしたのかもしれない。…多分そうだろう…
武とエリリンはそうして、その場から去って行った。

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今月のジャンプSQを読む(サク)

どこだどこだ罪花罰っ!!!
よくぞ少年(?)誌でこんな耽美な(笑、私尺度ですよ)作品を描いてくださいました。
天使薔薇紋様まで登場されてしまいました。
そして2回目にしてなんかスゴいエスカレートしてきている気がする…。
桔梗ツリーすげえ………

やはりごった煮感の否めぬSQで、私がこれを買う理由がクレイモアと罪花罰なのですが(ああついに私のPCは一発で変換されたよ、『罪花罰』)来月うっかりセンターカラーとかにならないかしら?

ちなみに桔梗はあの花屋に住んでいるのか?
薔薇紋のプラベートは?(もしくはあの生活がすべてなのか)
なんか色々設定が知りたいんです〜!ヲタだな…ふっ

え?!作者の三上先生は男性だったんですか?私はてっきり女性だと…

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カイトの秘密2

とりあえず場所を変えようかという事になり、僕らはそのカフェを出る。
2、3メートル歩いたかという所で、大きな影に前を遮られた。
その影は、僕を横目に後ろに居たカイトの前までズイと進む。

「よお〜 久しぶり〜夏目カイトく〜ん」
低い、それでいてしつこいような嫌な声だと思った。

カイトの知り合いらしいその男は、なんだかこう…がっしりとしていて、だぶだぶのパンツを引きずるようにはき、キャップのつばを横にしてかぶり…顔はピアスだらけの… とにかく僕は、無意識にカイトの影に隠れてしまった。
男の背後にはこれまたスゴい女の子がいて、顔は真っ黒に日焼けし、目の周りは化粧で真っ白…髪は白なのか銀なのか、冬だというのにとにかく露出の激しい服を着ている…

「タアくん、そいつら知り合い?まじイケメンじゃん?」
«タアくん»と呼ばれたその男が僕を上下になめるように見る。うわあ……
「何、カイト君 今は随分毛色のいいのとつるんでんだあ?」
「…うるせえよ、お前には関係ない さっさと消えろ」
カイトが腕で、僕を自分の真後ろになるように押す。
僕は驚いていた。
凄んでみせたカイトが、まるで別人のように思えたからだ。

「えりリ〜ン この金髪さ、中坊の時はそりゃあ恐ろしい奴だったんだぜ?」
「武…消えろっていってんだろ?」
「へえ まじすげ〜じゃん タアくん、ちゃんと紹介してよ」
ふと目を落としたところに、思い切り握りしめたカイトのこぶしに気づいて、僕はとっさにカイトの腕をつかむ。
「そこの可愛い顔した僕も知ってるのかな〜? そいつの『秘密』。そいつんチ金持ちだから、私立の中高一貫校にまんまと編入させてもらってさ、いまじゃオボッちゃま気取ってるみテーだけど?」
「まじ更生?」

「なあ、カイト? よかったよな〜あん時はまだガキでさ 今じゃぶち込まれんじゃねーの?…って、さすがに今のガッコにこんなこと知られたらヤベーよな?また転校でもすんのか?なあ」  

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或くんに会いたくて(サク)

未来日記の或くんに会いたくて、生まれてはじめて『少年エース』を買ってみました。
ユッキーと由乃のラブラブ話がつづき、いっ居ないよー!!(涙)或くんが登場しなーいっ!!まッまさかっ
…(嫌な予感)っと思いきやっ最後の最後で現れてくれました♡(←腐…)しかもベッドの上かよっ(←激腐)
ひょとして次号から或くん再活躍かしら??ドキドキ。
ちなみに由乃は、さらに危険なことになってますね?やっぱりハッピーエンドは『それ』か?!
ユッキーの最大のライバルは由乃っちですからね…
やばいなー、こりゃ来月号も買ってしまうかもだ、…ハハハ。(私何冊雑誌を買っているのか)

そのエースで『デッドマン.ワンダーランド』初めて読みました。
面白いっすねー。ダークだし(笑)
エウレカ描いてた方ですかね?たしか?
シロちゃんは、エウレカ的ポジションなんですか?可愛かったなあ〜、ちょっと単行本探してみようかな。

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カイトの秘密1

「けど、ともだちでいいや」
両肘をついたカイトが、人なつっこい笑顔で僕を下から見上げる。

僕は……

「オレさユキ、バイトしてたんだ」
ちょうど注文した、紅茶とコーヒーがきて、カイトが僕から離れる。
「バイトって 禁止、じゃないか…うちの高校」
涙をふきながら、なんとか答える。
「まあ、とりあえず聞いとけよ」
「……うん」
「雑誌のモデル。スゲーだろ?驚きやがれ」
「えっ? うん、スゴいっ!」
泣いてたのも忘れて、僕はカイトを見る。あらためて端正だと思うカイトの顔。
「な?」
「でもやっぱり…学校に知られたら」
「だからさ、もう終わり。明日からはちゃんと行くよ」

僕らは色々話した。
そのバイトの事、クラスの事、もうじき始まる期末の事…
けど、
あの日の、先輩の話はなにも話せなかった。

『ともだち』?
その言葉が、僕にはなんだか…僕とカイトが離れた存在になってしまった気がして、とても寂しかった。


 

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ガラテアさんを描いてみました

クレイモアから、ガラテアさんを描いてみました。
そういやそろそろジャンプスクエアの発売日ですが…。何だか売れ行きいいらしいですね?ねえ…。
私はクレイモアと罪花罰が読みたいのでまた買うと思います。

Photo

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オレのせい?

僕らは少しだけ歩いて、黄色の壁がまぶしいカフェに入った。

テーブルに置かれたちいさなビンに、空色のパンジーが浮かんでる。
僕は話す事も、カイトを見る事も出来ず、ただそのビンを見てるだけ……

「ユキ、なに飲む? それともなんか食う?」
明るいいつもの声だった。
「ううん、食欲ないから… 紅茶でいい」
「なあ、お前…すこし痩せた?」

そうかもしれない……体調がもどってないのか、最近あまり食べられない。
でもそんな事はどうでもいいんだ。 僕の事なんかは

「…そんなことないよ。カイト なんで…学校来ないの?」 
情けない、僕のかすれかかった声。
カイトは答えない。店員を呼んで注文をしている。
「…オレのせい?」
あごが震えて、目に涙があふれそうになるのを必死にこらえる。
「ごめん…… カイ…ト」
伏せた顔から膝の上に、ぽたぽたと落ちて制服の色をかえる。


ガタン

カイトが立ち上がる。
そのままテーブルにもたれかかり僕の顔を両手で覆う。

「ちがうよっ! ユキ 違うんだ…泣かないで」

涙でカイトの顔さえ見えない。

「オレはまだ、ユキが好きなままだ」
そう言ってカイトは、緑の紙に包まれた角砂糖の紙をはがして、僕の口にそれを押し込んだ。

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