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光って落ちる

夜。

国境を望む北東の空 丘の向こうに

幾筋もの流れ星が光ってた。
 

そしてそれはかつてこの街では毎夜のようにそうであった光景であり

この数年は只の一筋も流れる事はなかった光景でもあった。
 

本当はみんな知ってる。

あれは星なんかじゃ無いって事。

気付いていて気付かないフリをしている。

あの光は戦闘機の軌跡で

そこで戦争が行われているって事。
 

この街の民間人は敵国がいったいどういう物なのか知らされていない。

いったいどういう戦争が行われているのか知らされていない。
 

頭上に戦闘機が現れなければ

自分に危害が及ばなければ

戦っている人間の事なんて考えもしない。
 

この街は、五経市はずっとおかしかった。
 

ずっとどこか…狂っていた。
 

そして僕は此処に暮らし、制服を着て今日も高校に通う。
数多くの他の生徒と同じように

それが僕の現実か?

現実=リアル?

いったい僕の、この世界のリアルはどっちだ?

ルイ

ルイ…

僕は… オレは 今
君が心から……心配だ……… 

オレは会いたい
君に 会いたい………
 


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